2011-01-01から1年間の記事一覧

BioLexicon

EUのBootstrepプロジェクトの中で BioLexiconという生物学向けのテキストマイニング用辞書の編纂に携わりました。この辞書に関する論文がBMC Bioinformaticsに採録になったという連絡を受けました。BMCはオンラインジャーナルですので、たぶん2〜3カ月のう…

シカゴ校

先週はシカゴとNYに行っていました。シカゴに行ったのは、本学のシカゴ校TTICとの共同研究についての打ち合わせのためです。1時間ほどの講演に加えて、何人かの研究員とミーティングをしてきました。4日間の滞在中ほとんど午前・午後とミーティングがアレ…

Computational Intelligence

うちの研究室は、日本語では知能数理研究室、英語ではComputational Intelligence Lab (COIN Lab)と名乗っているわけですが、英語名の方は、論文誌のComputational Intelligenceを見習ったものです。人工知能というとArtificial Intelligenceですが、Computa…

名古屋地区自然言語処理セミナー2011-08-03

8月3日の名古屋地区NLPセミナーには、外部講演者として、NTT コミュニケーション科学基礎研究所の鈴木潤氏が登場します。半教師あり学習の枠組みで、素性選択をするというかなり面白い話が聞けると思います。この手の話は難解になりがちですが、以前概要を…

PIO病

最近、Windows XPのノートPCの動作が異常に重くなり、業務に支障がでるぐらいになってきた。具体的には、少し何かの処理をすると、ハードディスクのアクセスランプが灯いたまま、我慢できないほどPCの全体の動作が遅くなる。実は、これはよく知られた現象で…

質問応答システム

これまで何度か以前質問応答システムの研究をしてきたということは書いてきましたが、一応その記録を貼っておきます。10年ひと昔と言いますが、10年前の2001年に開催されたNTT(㈱)コミュニケーション科学基礎研究所10周年記念オープンハウスの展示2−Aをご…

GeniaTagger

gcc4.3以降でGeniaTagger をコンパイルするためには、morph.cppに #include を追加する必要があります。

ワトソン講演会

5月25日(水)の名古屋地区自然言語処理セミナーでは、IBM東京基礎研究所の金山博さんにIBMのWatsonについて講演いただけることになりました。ワトソンについては23日のNHK教育のサイエンスZeroでも取り上げられています(再放送予定:4月28日(木)NHK教育 午後…

言語処理学会@豊橋技科大

2011年の言語処理学会年次大会から戻ってきました。2件の発表、および評議委員会がありましたし、豊橋という近場ですので参加しないという選択肢はありませんでしたが、大学の仕事の関係で本日3日目は不参加です。いろいろ面白そうな発表があるのですが。…

Watson君、よくやった!

IBMが開発した人工知能クイズロボットのWatsonが、人間のクイズチャンピオン2人を破りました。アメリカの人気クイズ番組でのこと。(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/17/news030.html) 米クイズ番組「Jeopardy!」で行われた対決の最終的な成績…

第17回 言語処理学会年次大会

うちの研究室からは下記の2つの発表をします。興味のある方は聞きに来てください。2011/03/08 P1-22 電子カルテからの医療用語抽出 ○石原健太, 山本幸也, Davy Weissenbacher, 佐々木裕 (豊田工大)2011/03/09 C2-4 GPGPUによる超並列処理の文書分類への適用…

FD推進会議参加報告

私が、昨年夏にFD推進会議に参加したときの報告が大学のホームページに掲載されています。興味がある方はごらんください。http://ttigwy.toyota-ti.ac.jp/fd/event/日本では、FDというとわかりやすい授業ができる教員を育てる点に視点が向きがちで、これはか…

Watson

昨年は、コンピュータ将棋あから2010がはじめてプロ棋士に勝つというイベントがありました。12/22には、その概要を、主要な開発者のひとりである北陸先端大の鶴岡先生に名古屋NLPセミナーの場で講演いただいた。そこで以前からの疑問だった、各将棋プログラ…