Lyon

リヨン大学に3週間ほど滞在しています。

滞在型のアパートと大学での教員室を用意してもらったので、研究に集中できる環境になっています。招聘教授という肩書ではありますが、授業をするわけではありません。来週、教員・研究員向けに講演をすることにはなっています。

8月はフランスの休暇中ということで、一般学生がいなくて、教員と研究員だけが働いているという状況でキャンパスはとても静かです。フランスの研究室の運営について興味がありましたが、だいたいどこの大学も同じだなという印象です。週1回のゼミがあって、進捗を報告するという形で研究が進んでいきます。

生活面では、8月はスーパーやレストランが全部閉まっていて、不便を感じるのではないかと心配していましたが、近くのカルフールは月〜土に開いていますし、レストランも1/3ぐらいは営業しています。大学の食堂も一部営業しています。

仕事の面では、以前から頭の片隅にあったアイディがほぼまとまって、現在インプリメントしているところです。こういう機会がないとなかなか大きく新しいことに踏み出せません。こちらの先生から良いヒントをもらえ、とても助かっています。すぐに論文になるというより、今後何年かのベースを作っておきたかったので、今回とても良い機会になりました。あと1週間ですが、なんとかひとまとまりするところまでガリガリ進めてひと段落させたいと思います。